法話 人間の実相(秋) 人生の孤独

親鸞会の法話で聞いたお話の続きです。

旅人が旅をしていたのは、木枯らしの吹く寂しい秋の夕暮れでした。
この《秋》は「人生の淋しさ」を例えています。

「底知れぬほど淋しいところが人生である」

とも言われます。
なぜ、かくも淋しいのか?
それは、独りぼっちの旅を続けているからだといわれます。

いや、私には両親もいれば、仲の良い兄弟もいるし、
妻も子供もいて、友人にも恵まれています。

という人もあるでしょう。
しかし、ここでいう独りぼっちは、肉体の連れがいないこと
ではありません。
魂の連れがないことを言われています。

どんなに人に囲まれていても心が孤独なのです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

直木賞作家 唯川恵さんの
の作品【ロンリー・コンプレックス】から引用
もし今「不幸ですか?」と尋ねられたら、
すぐに「いいえ」と首を振ることができます。

でも「満ち足りてますか?」と尋ねられたら、
きっと返事に詰まってしまうでしょう。
 
【不幸じゃないけど、満ち足りてはいない。】

確かに、食べることに困るわけではないし、
住むに困ることもない、そこそこのお給料をもらい、
そこそこの欲求も満たされて、
それなりの毎日を過ごしています。

それでもやっぱり【何かが足りない】のです。

それが何なのか、自分でもよくわかりません。

だからつい、他人と較べて自分を位置付けてしまう。

あの人には充実した恋がある、心を許し合う友達がいる、
暖かい家族がある、やりがいのある仕事がある、なのに私ときたら・・

そして、ひとりとり残されてゆくような
気持ちになってしまうのです。

時には、今を実感できなくて、
他人の人生を生きているような気にさえなってしまいます。

そんな心の奥底を探ってゆくと、これにぶつかりました。

【孤独】です。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

しばらく、この「孤独」について書いていきたいと思います。

Posted on 8月 5th, 2010 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro

法話 人間の実相(人生は旅)目的地が大切

法話、人間の実相について書いています。

「人生、旅のごとし」について書いていました。

旅で一番大事なのは、目的地

人生またしかり、

 

人生においても目的が大事です。

ソフトバンク社長の孫正義も最近の講演でそのようなことを言っていましたので、

紹介します。

 

ひとつだけ、せっかくの機会で同じ部屋にいたら覚えていてほしいことがある。

 志とは。
 人生とは。

 皆さんが登りたい山を、自分で登りたい山を、この1年くらいで決めてほしい。

 自分の人生を何に賭けたいのか、心に決めておく。

 残された人生の年齢が少ないと、実現できる可能性がそのぶん減る。

 早く志を持つものが強い。
 自分の人生を無駄にしない。

 自分の登りたい山を決めないで歩くのは、さ迷うに等しい。
 一生懸命歩いたって、みんな一生懸命生きてるんです。皆さんの親も、
 友達も親戚も、みんな一生懸命生きてるんです。

 一回しかない人生を無駄にしないでください。
 大切にしろよ。

 だけど、
 登りたい山を決めてない人が、腹の底から決めきれてない人が、
 実は99%なんです。

 なんとなく人生を過ごしている。こんなはずじゃなかった。
 皆さんのご両親も大概言ってるよ。

 99%の人がしっかりと腹の底から自分の登るべき山を、自分の夢、
 自分の志を決め切れてない。

 このことだけは、覚えといてください。

 この1点だけ。

 ソフトバンクのほかの数字なんて全部忘れていい。そんなことどうでもいい。

 自分自身のために、僕の言った話は全部忘れていい。
 皆さん自分自身のために、自分の人生って何だ?
 自分は何の事を成したいんだ?

 この1回だけは決めてほしい。

 大切ですよ。

 自分の人生。
 目指すべき山、これを決めてほしい。

 世に生を得るは「事を成す」にあり。

 事を成す。

まず正しい目的を知ることが大事なのですね。

Posted on 7月 28th, 2010 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro

人生の目的(法話:人間の実相)

法話、人間の実相を連載しています。

人生は旅

人は、人生という時を旅する旅人(タイム・トラベラー)

といわれます。

旅で一番大事なのは、「目的地」と前回書きました。

人生における「目的地」について考えてみましょう。
どこへ向かって
   生きればよいのか

子供をニートやフリーターにしないようにと、
社会に出る前の学生を対象にした
講座が盛んに開かれています。

有名大学を卒業すれば、
就職には困らないだろうと、
子供にかける教育費は高くなり、
有名校への受験競争は激化しています。

ところが、東京大学が学生に行ったアンケートでは、
約三割が、自分がニートやフリーターになるおそれがある、
と感じているのです。

「人生の意義・目標」に悩んでいる人は六割にも上り、
漠然と「強い不安に襲われたことがある」学生も半数を超えています。

一流大学に入ったからといって、安心できるとはいえないようです。
正社員として就職し、不景気でもリストラされず、会社に残れた人たちも、
安心してはいられません。
正社員数の減少によって仕事の量が増加し、サービス残業を重ねて、
過労やうつ病になる人も少なくないからです。

どのような仕事についても、働いて生きていくのは、大変なこと。
生きるための苦闘は激しさを増すばかりです。
では、そうやって働いて、どこへ向かって生きれば、
心からの安心や満足が得られるのでしょうか。

その人生の目的について親鸞会では話がなされているようです。

Posted on 6月 1st, 2010 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro

法話 人生は旅(人生の目的を知らねば)

人生は旅に例えられますが、旅で一番大事なのは
目的地です。

人生でいえば、人生の目的が一番大事なのです。

人生の目的とは、

何のために生まれてきたのか、

何のために生きているのか

何のために生きねばならないのか、

という問題です。

今、この日本で年間3万人以上の人が亡くなって
いますが、みな、生きる意味を見失い、
こんな苦しい人生なら死んだほうがましだと
思ったのでしょう。

生きる目的を知っていなければ、苦しみがやって
きたとき「こんな人生、なんの意味があるのだ」
という弱い心が出てきてしまうことでしょう。

Posted on 5月 11th, 2010 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro

法話 人生は旅(人生の目的は幸福)

人生は旅に例えられますが、旅で一番大事なのは
目的地です。

人生でいえば、人生の目的が一番大事なのです。

人生の目的は一言でいえば、幸福です。
人は、不幸を厭い、幸福を求めていきています。

苦しみそのものを求めて生きている人はありません。

トレーニングに励む人は、いっけん苦しみを求めて

いるように見えるかもしれませんが、トレーニングに

よって身体を鍛え、幸せになることを求めているのです。
しかし、幸福とひとくちでいっても難しい問題です。

本当の幸せとは一体なんなのでしょう?

Posted on 3月 7th, 2010 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro

法話 人生は旅(人生の目的)

人生は旅に例えられますが、旅で一番大事なのは
目的地です。

人生でいえば、人生の目的が一番大事なのです。
目的あっての手段

手段だけあって、目的がないなど考えられません。

そして、目的が素晴らしいものであってこそ
手段も素晴らしくなるのであり、

目的が悪ならば、手段も悪になってしまいます。

人殺しを目的にすれば、たくさん殺すために
手段を充実させればさせるほど、悪の種を作り
続けることになってしまいます。

目的が一番大事なのです。

親鸞会で、そのことが繰り返し教えられていました。

Posted on 2月 5th, 2010 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro

人生の目的(法話:人間の実相) 目的の大切さ

人生、旅のごとし。

私たちはまた、時を旅する旅人です。

旅で一番大事なのは目的地。

人生またしかり、です。
ロシアの文豪トルストイは「人生論」にこう語っています。

 

人生とはなにか、人生の幸福とはなにかということを知りもしないのに、

こうした人たちは、自分がいっぱし生きているように、思っているのだ。

ぜんぜんなんのあてもなしに、波のまにまにただよっている人が、

ちゃんと目的地にむかって泳いでいるのと、ひとり決めにして思い込んで

いるようなものである。

          トルストイ「人生論」p56
親鸞会の友人も、人生の目的こそもっとも大事といっていますが、

まことそのとおりでと思います。

どこへいくかわからず、波のまにまにただよっていては、悲劇の終末を

待つだけ、でしょう。

Posted on 1月 8th, 2010 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro

法話 人生は旅(一番大事なのは目的地)

旅をする時に、一番大事なものは何でしょう?

そう、「目的地」ですよね。
どこへ行くか目的地が間違っていれば、何万というお金を使っても
何十時間という時間をかけてでも、たどり着くことが出来ませんから。

人生も同じではないでしょうか?
一生懸命生きていても、その努力の矛先が間違っていたら、
ましてや正反対だったなら、がんばれば頑張るほど目的地から
遠のいてしまいます。

どうせ頑張るのなら、報われる苦労がしたいもの。
それにはまず人生の目的を正しく知ること、が大事ですよね。

もし地図があったり、道先案内人がいてくれるととても助かります。

「いや、地図や案内する人がいても、まだ目的地についてない
 のだから、そんなものは無意味だ」

という人があれば、おかしな人と皆思うでしょう。
ですから、人生の目的を教えてくれる本や人にめぐりあえるという
ことは、とてもとても幸せなことです。

いわゆる

「真実を知る者は幸福なり」

ですね☆

Posted on 12月 27th, 2009 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro

法話 人生は旅(晴れの日もあり雨の日もある)

お釈迦さまはわたしたちのことを「旅人」と例えられました。

旅に出ると一カ所にとどまらないように、私たちは昨日から今日、今日から明日へと、
時間の旅をしています。

旅行中、晴天に恵まれる日もあれば、雨や風、雪に見舞われることもあります。

上り坂もあれば下り坂もあるでしょう。

人生も同じで、調子のいいことばかりでなく、悲しいことやつらいこと、
どん底に落ちる日もありますよね。
まさに

「じーんせい 楽ありゃ 苦もあるさー」(水戸黄門主題歌)

です☆
でも考えてみると、苦しいことの方が多いのかも知れませんね。

もともと「旅」とは辛いもの。

昔はよく「かわいい子には旅をさせよ」と言われました。

今日では「かわいい我が子に、楽しい旅をさせてあげよう」というような
意味でとらえられがちですが、本来の意味は

「かわいい子には、旅で苦労させることによって成長させなさい」

という意味ですよね。

そんなきつい人生の旅は、どこへ向かっての旅なのか、
これが問題になってきますよね。

また、問題になってこそ本当だと思います。

無意味な旅では、あまりにも・・・です。

Posted on 11月 27th, 2009 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro

法話 人間の実相(人生は旅)

法話で聞いた「人間の実相」のたとえ話について書いています。

 

人生を旅する私たちは旅人、といわれます。

私たちは昨日から今日、今日から明日へと人生の旅を
続けています。

旅人はひとところに留まってはいませんよね。

「私は旅人です」

「へーどこから来なすった」

「いえ、30年、ここに住んでいます」
これでは旅人ではないですね。

旅人というのは、昨日の街から今日の街へ、そして明日の街へと
旅するものです。

同じように、私たちは時の旅を旅しています。
今日という日に止まることは出来ないのです。
世の中の
娘が嫁と 花咲いて
嬶としぼんで 婆と散りゆく
(一休)

女性のはかない一生を、花になぞらえた一休の狂歌です。
女性が、最良の「娘」時代を経、やがて嫁いで花と咲きます。
家庭に入るから「嫁」と書くのです。
子を産み、育ててゆくと、鼻が高くなり、花のしぼむ気配とともに「嬶」となると
言われます。。
年寄って、顔には皺の波が寄る。
周囲に諍いの波が立つともいわれる「婆」となり、やがて散りゆく死を迎える。

一生独身を貫く人、中途で散ってしまう人はありますが
女性に限らず万人が、一方通行の死への軌道を時々刻々と進んでいるのです。
そう考えると、人生って、死へ向かっての大行進なのでしょうか?
また時間をとって考えてみたいと思います。

Posted on 10月 28th, 2009 under 法話『仏説譬喩経』 | Comments: none | By oujouichiro